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奄美なるなるツアー

島巡りツアーの最後は奄美大島

いのちのしまを唄い舞い奏でるのに欠かせない「なるなる」という楽器を

考案者でパーカッショニストの山北ノリヒコさんに教えてもらいながら自分で作り

そして奄美大島の砂浜でいのちのしまのワークショップをして

最後にライブの中で自分で作ったなるなるを身につけて唄い舞い奏でようという

その名も「奄美なるなるツアー」を開催しました



「なるなる」という楽器はどうやったら作れるのか

今回ぼくたちも一緒に作らせていただいたのでざっとですが作り方を紹介しちゃいます



まずは材料ですが「なるなる」はソテツの実からできています





















このソテツの実を山北さんがあらかじめ水に浸け腐敗させていたので

まわりの果肉の部分が簡単に剥けるようになっていました






















 これを水洗いし




機械を使って両端を削り





中の仁の部分をくり抜き





さらに手作業でくり抜き





乾燥したら次は「鳴り」を良くするために少し加工




少しずつ音が変わっていくのを確かめながらの作業は

音楽家にとってはこだわりの作業となります



そして日が暮れれば手や足に付けるためのゴム編み作業





あとはこのゴム編みにソテツの実をつけるだけです




そしてもちろん作業の合間には「いのちのしま」のワークショップ




さらには奄美島唄の唄者 皆吉えりこさんと

パーカッショニスト 山北ノリヒコさんによるミニライブなど

なんとも贅沢なツアーとなりました







それぞれの「なるなる」が完成したらコンサートでお披露目

YURAI with 皆吉えりこさんと山北ノリヒコさんで4月12日はコンサートを開き

その中で「いのちのしま」を「なるなる」を身につけて唄い舞い踊っていただきました





コンサートは奄美の島唄とアフリカンとYURAIが一度に聴けちゃうスペシャルな時となり

最後は六調で会場みんなが踊り狂いました




山北さんとは一昨年のハコイノリ以来のセッション

初めてきた奄美大島で「土の上」セッションできて感無量でございます

そして急なことにもかかわらず会場を貸していただいた

ばしゃ山村の方たちにも感謝かんしゃです




これからはもっともっと「なるなる」が全国に拡がっていくことでしょう

クジラのメッセージとともに




あ、忘れてた

これが完成した「なるなる」です!




YURAI〜Taka